仕事を辞めるときの判断基準

転職

仕事を辞めるって精神的に負荷のかかる行動です。誰しも不安を抱えるものだと思います。退職ではないと解決しないこと、逆に、退職せず続けることが問題解決への近道の場合があります。

看護師を辞めたいけど、本当に辞めていいのかな

ゆい
ゆい

しんどかったんだね。なにかあったの?

悩んでることとか、今後のこととか、いろいろ不安があって……

ゆい
ゆい

悩みっていっぱい重なるよね。一緒にかんがえていこう!

仕事がつらいと考える看護師は多くいますが、実際にやめた方がいいか踏ん切りがつかない方もいるかと思います。本当に辞めたほうがいいときとそれ以外に対処できる場合があるので総合的に見て、判断するのがおすすめです。

辞めたほうがいい場合

■職場環境が劣悪

手当てがない、残業代がでないなど、労働基準法を無視した働き方をさせるような職場は退職をおすすめします。労働環境の改善に関しては看護師一人が動いたところで、悪習がしみついた職場であれば、改善の余地はないに等しいでしょう。それでこそ労基に訴えることもできますが、労働をしながら訴えるのはかなり精神的な負担が重たいことが予想されます。

もし業務改善で声を上げたとしても、労基に反した労働環境を改善する努力を行うことは難しく、退職した方が精神衛生上よろしいかと思います。

■いじめ、ハラスメントが横行している

風通しの良くない職場では起こりうる物かと思います。いじめやハラスメントなど、改善の窓口を設けている職場もありますが、横行している場合、いつでも被害者側になりうる可能性があります。一人での解決は難しく、職場そのものの雰囲気によって起こりやすくなっているものでもあるので、退職をおすすめします。

■肉体や精神に異常をきたしている
  • 気分が落ち込む、憂鬱
  • 何をするにも元気が出ない
  • 食欲がわかない/食事がおいしくない
  • イライラする、怒りっぽい
  • 理由もないが不安になる
  • ストレスで生理がこない
  • 無性に涙が出る
  • 嘔吐を繰り返す(胃腸が弱っている)
  • 夜寝付けない/熟睡できない

職場でのストレスや悩みの影響で症状がでることが挙げられます。自分は大丈夫と思っていても、気が付かないだけで、追い詰められていることがあります。もし、周囲の人間がなっている場合でも、おなじ環境にいるあなたが自然と追い詰められていたなんてこともありますので、周囲の人の調子が悪い時も注意が必要です。

実際に看護師の同僚の不調の体験談

体験談で実際にあったことや、周囲の看護師が体に不調をかかえていた内容をかきだしてみました。精神的にしんどいと思っていると体調面にも影響しますし、うつなどの精神疾患の発症の原因にもなり得ます。そうなる前に退職しましょう。

■退職すべきかを長期間悩んでいる

退職を長期間悩んでいるのであれば辞めましょう。辞めたい意思が長期間続いている場合は、無理をせずに新しい環境に身を移したり、すこし休憩のためお仕事をしなくてもいいんです。

お礼奉公のせいで辞めたいと思っていても辞められない方もいるかと思います。お礼奉公の期間が長いと辞めたいという気持ちとは裏腹に辞めれない場合もあります。辞めたい気持ちを抱えたままで長期的に感じたのであれば、お礼奉公が終わるタイミングになるように退職を願い出ましょう。

■今後やりたいことがあるため環境を変える必要がある

現在の職場ではやれないことがある場合や、家庭やライフスタイルが明確に決まっている場合は前向きな気持ちで退職や転職をしましょう。

よく「3年は仕事を続けたほうがいい」と言われますが、明確な今後のビジョンがあるのであれば勤続年数にとらわれることなく新しい環境へと準備を進めましょう。

辞めない方がいい場合

■看護師の適性がないと悩んでいる

ミスや業務についていけなかったり、同期の看護師と比べると技術の習得が遅れている。そんな悩みを抱えるスタッフは一定数います。看護師の職に関していえば、どうしても同期がいるので比べてしまうものです。

1か月前の自分、半年前の自分、1年前の自分と比べましょう。以前よりできている業務の幅は増えているはずです。経験値を積むことで解決できることもあり、働き続けることをおすすめします。

業務についていけないことで、精神的にも落ち込んでしまうのであれば、同僚に相談したり、休職も手段の一つです。上司に相談して業務を軽くしてもらうのも手です。無理をして体を壊さないよう、注意してくださいね。

■職場の人間関係に悩んでいる

いじめやパワハラを受けていることで辞めたいと思っている方もいると思います。こういった場合、上司や同僚への相談、相談窓口があれば利用を検討してください。

相性の問題もありますから、他の部署へ移動を申し出ることで、解決する可能性もあります。

いじめやハラスメントが横行している職場でなければ、相談することが抑止力になるかと思います。話したらすっきりした、なんてこともあるため、職場内の人に話しにくい場合は外部の相談窓口に相談してみるのもいいでしょう。

■労働環境に不満がある

看護師の中でも給料や休日、その他の労働条件に不満がある方もいるかと思います。その際は看護師を辞めるのではなく、転職をしましょう。

近年、ワークライフバランスに力をいれている職場も増えてきてます。給料、休日、福利厚生を考え副業やダブルワークを考えてもいいかと思います。

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